2009年10月07日

かりがね祭

10月3日 夜編
1日分で3本目のlog。 忙しい1日だった。
浜松&富士山空港の帰路、東名下りの富士楽座から富士川を望む。
すると、何んと「雁がね祭」をやっているではないか。。 ステージが光って見える。
朝は、かなりのどしゃ降りだったので、てっきり延期かと思っていた。
一大事。。 超特急で自宅にかえり、一応準備していたカメラザックを担ついで、原付バイクに飛び乗り現地に向かう。
バイクなので、かなり奥まで潜り込めたが、すでに19:00、子供用の「投げ松明」は終わりかけていた。
この「投げ松明」は、富士川の洪水等で亡くなった人の霊をともらうために古くから中州で行われていたとのこと、運動会の玉入れの代わりに松明を投げ、かごに火をつけるような儀式。
高さは3段階あるが、もっとも高いものは20Mとのこと、なかなか松明が届かない。
もちろん、これが「雁がね祭」のクライマックス。
地元のカメラマンは必ず撮らなければならないような行事と成っている。。。 私ははじめてだが。。。

今回は、初めてに加え、明るい内の場所取りは勿論下調べもできていない。
しかも、遅れて着いたので、ものすごい人ごみの中をウロウロしながら場所探し。
そんな、気の利いた場所があろうはずもなく、ずっと離れた畑の垣根越しから望遠レンズで狙うしかなかった。
撮影条件を試すこともできず、ほぼ感に頼る1発勝負となった。
それでも、最後の上戸(玉入れのかご見たいな部分)は高いので中々火が入らず、長時間繰り返してくれたので、少しずつデータをずらしながら、なんとかイメージに近いものを撮ることが出来た。

また「投げ松明」の後は花火があり、そこそこの本数があがった。
今期あきらめていたフォーカシング技法のトライアルができてラッキー!!
フォーカシングとは、最初ピントをぼかしておいて花弁が消える寸前にピントを合わすと太い花弁が先っちょでキュっと細くなる面白い絵が撮れる。(またはその逆)
早速やってみたが、なかなか難しい。。 
花の寿命が一つ一つ違うので、寸前に合わすのは至難の業。
そのうち、気持ちが焦り、花がひらくとすぐにピントを合わせてしまったり。
失敗の連続であった。
それでも、なんとか感じはつかめたので、来季またじっくりと試してみたい。























  


Posted by いいじじ at 02:25Comments(10)撮影記録